2000年前後、精神世界に「波動理論」がものすごく広がった。
もともと電気工学出身のエンジニアだったので
工学としての波動理論や量子力学の知識はそれなりにあった。
そういう観点から見た精神世界の波動理論は
別に不思議なものではなかった。
その頃、この波動理論に思いっきりはまった友人が居た。
何をするにも波動にこじつけると言うかなんと言うか・・・(^^;
分からんでもないが、それだけじゃないだろ・・・と思いつつ。
そんな彼女が波動水を作るから手伝えと言ってきた。
まぁ、お決まりの質問攻めが始まるんだけど。
波動水ってなんじゃ?
「良い波動を転写した水のこと」
良い波動って何?
「その人の波動を正しいものにする波動」
正しい波動って何?
「その人のあるべき姿を波動で表したもの。」
どうやってそんなの分かるわけ?
「波動測定器ってのがある。」
波動の機械転写をするの?
「機械は使わない。自然に生まれる波動を使う」
よう分からん・・・
「来て手伝えば分かるって!」
結局、問答無用で押し切られ
理屈じゃなく感覚として「波動」を理解させられ
いつの間にか自分でもしっかり波動転写ができるようになっていた。
近頃は、この手のいたずらをしても大丈夫な人に
Oリング・テストを使いながらお茶や水などに波動転写して遊んでます。
初めて目にする人は驚きの目で「どうなってるのぉ?」と。
「魔女だから(笑」と笑って答えることにしてますけれど。