呼吸瞑想第5弾です。
…ですが、いきなりなタイトルになってます。
呼吸と第三の目がどうつながるんだ?って疑問がわいてるでしょうからw
まぁ、最後まで読んでいただければ「なるほどね」と理解できるでしょう。(タブンキット)
第三の目を知ってるかと問われれば、誰しも「知ってる!」って言うことでしょうね。
仏像とかの額にあるやつですよ。漫画とかアニメで額に目があったりするあれですよ。
開くととんでもない超能力(?)を発揮するっていうあれですよw
仏画とか二次画の類だと額にぱっくりと縦だったり横だったりの違いはあるけど
「目」が書かれてますけどねぇ実際はそんなのありません。
あれは「ものの喩え」での表現ですから。
では実際に第三の目はあるのかないのか?
ありますよ。ただ二次画のようないかにもな目とは違いますけどねぇ~^^;
第三の目は額に目としてあるものと思い込んでる方って意外と多かったりするんですよねぇ~
一部には修行をすればいずれ額が裂けて「目」が開くんだと信じてる方もいるようですしw
それ、錯覚ですから。宗教画とか二次画の弊害でしかないですから^^;
実際に額を触ってわかるように「目」らしきものなど影も形もないでしょう。
では第三の目って実際はなんなのよ?ってお話です。
「目」と言ってますけれど実際は体内のエネルギーが集約される点の一つです。
場所としては顔の中央線上、眉間と両目の間の範囲内になります。
座禅中の仏像が半眼で両目の間に意識を向けているように見えるのは
第三の目に集中しているからだと言われます。
一説によると第三の目と呼ばれる場所はその人の精神修養によっても変わると言われてます。
悟りに近い状態まで精神修養ができている人ほど下の位置にあり
できていない人ほど額寄りの上の方にあるというのです。真偽のほどは定かではありませんがw
それと、自分の顔に向けて人差し指の先を向け、両目を閉じた状態で指を顔に近づけたとき
指先が触れた場所がその人の第三の目の場所だという説もありますので
おおよその位置を把握する意味でやってみるのも悪くはないでしょう。
ということで、自分の第三の目がどこにあるかの目安ができたところで瞑想のお話に移りましょう☆
まずは目を閉じて自分の第三の目があると思われる場所に意識を集中させます。
最初は難しいかもしれません。目を閉じた状態で、ものが見えているときと同じように
第三の目の場所に視点を合わせるというのは。
ですが、タントラの書では「第三の目は注意力を餌とする」と言われるように
正しい場所に視点が合うほど他へ注意力を向けることが難しくなります。
まずはその場所を見つけることが第一段階になります。
視点が合うようになるとそこにまるでスクリーンでもあるかのように
いろいろな映像が映し出され始めることでしょう。
これを「メンタルスクリーン」と呼ぶこともあります。
いわゆる透視や遠隔視などといった才に恵まれた方はこのメンタルスクリーンの展開が
何の苦労もなくできる技量を持ち合わせていたってお話です^-^
…脱線したのでお話を戻します^^;
スクリーンに映し出される映像の多くは自分の思考です。
喜怒哀楽、欲望、願望といったものが際限なく映し出されることでしょう。
そして気づくはず。自分が観察者でありその思考に同化していないということに。
喩えるなら、夢を見ているときに「自分は夢を見ている」と理解し
その夢のお話を楽しんでいるのに近い状態です。
思考に影響されることのない自分をしっかり体感してください。
で、ここまでが下準備☆ここから先が本題になります。(オイ)
メンタルスクリーンが展開できるようになったところで呼吸に集中してみましょう。
ある時点で気づくはずです。呼吸に色があることに^^
ただの空気だと思っているそれは「気」と呼ばれるエネルギーでもあります。
いろいろな場所でこの瞑想をすることで色の違いに気付くはずです。
明るい色、暗い色、カラフルだったり、単色だったり…
次第に理解することでしょう。自分を元気にしてくれる色やそうでない色があることを。
その時々で自分が必要としている「色」が違うことも。
ただ空気…酸素と二酸化炭素…を呼吸によって入れ替えてているだけですが
それだけじゃないのだということに気付く時が来ます。
空気はただの媒体でしかなく、本当に取り入れていたものは別のものだったってことに。
「気」だの「プラーナ」だの「オーラ」だの「オルゴン・エネルギー」だの
いろんな名称で呼ばれてますけれどね。その辺は好きに呼んで下さいなw
一応、このブログの元ネタはタントラなのでここでは「プラーナ」と呼ぶことにしますけれど。
余談です。一度、このプラーナを空気を媒体とせず直接取り入れる方法を習得すれば
何百年でも生きれるようになるというお話もあります。
…真偽は定かではないので自分で体験してもらうしかないけれどw
プラーナを見ることができるようになったなら自分がそれで満たされるところを
そして全身にプラーナを浴びている様を想像して下さい。
それによって自分が変わっていくのを感じることができることでしょう。
更に応用編☆
第三の目と超能力が結び付けられているのは理由があります。
自分の意識が第三の目に集中している状態で想像したことは現実になりやすいのです。
古い中国の詩に胡蝶の夢というものがあります。
夢と現実の境界がわからなくなってしまった様を綴ったものですが
第三の目へ集中しながら何かを想像する訓練をした際の初期に同様のことが起こりやすくなります。
いずれその境界を理解したときに想像は現実であり現実は自分の夢だと理解できるでしょうね。
…ま、自己実現の一つの技法だとでも思ってください。
そのうちそれが意味するところを本質的に理解できるようになったとき
自分がどんな才を手に入れたかわかるでしょうから^^
ということで、このお話はこの辺でお茶を濁すことにするのであったった☆