他のお神さんのお話をする前に、このお神さんのお話を少し(?)しておかないといろいろと面倒だと思い至り、とっととお話を済ませてしまうに限ると思った訳で。さてさてどこからどうお話するべきか…と悩みつつ、つらつらと書くことにします^^;

このおじいちゃま(名前書くのが面倒なので、ここではおじいちゃん呼ばわりします!不敬だのなんだのと言うのは抜きでお願いしますw)、天御中主神とは違い純地球産のお神さんです。宇宙生成を担った訳ではなく、地球が存在したときに一緒に存在を始めたお神さん。つまりは国(地球)と常にあった(立った)お神さんで「国常立尊」。ある意味、地球そのものってお話にすらなる訳です。で、地球外生命体的な「天津神」と区別するために地球生まれのお神さん達は「国津神」と呼ばれその名称に「天」と「地」という区分けを施すことで、宇宙創成に関わるような宇宙産のお神さんなのか、純地球産のお神さんなのかをわかりやすくした訳です。

まぁ、神話なんかをいろいろと読み比べると宇宙の意志というか外来種的な存在と地球生まれの存在とを明記してるのって、ヴェーダと記紀、聖書くらいじゃないかって感じです。聖書は地球生まれのお神さんを全否定する記述があるのでちょっと違う気もしなくはないですが…。他は地球外発祥だろうが、地球発祥だろうが、発祥地に意味はないって感じの記述になっちゃってますしねぇ~。
…と、本題に戻して。

地球そのものであるところのこのおじいちゃま。地球に性別がない以上、おじいちゃまって男性形で呼んではいますが、お神さんとしても実際は性別がないのです。地球という存在と意志を代弁するのに男性として存在するのが都合がよい部分は男性形で、地球=大地としての生命の源(母)という意味合いで女性形を取る場合もあります。その時々の都合で雌雄(陰陽)どちらにでもなれるってことです。なので、おじいちゃまは男女どちらの面も持った独り神として記述されることになります。思い返して下さい。地球のことを「父なる地球」だの「母なる地球」だのその時々で都合よく使い分けちゃってるでしょ?言い換えればそういうことな訳です。…selaぴょんの中では、どうやってもおじいちゃまって感覚が強いんですけどねぇ~w…

さてさてこのおじいちゃまいろんな名前をお持ちです。有名なところだと日月神示の「艮(うしとら)の金神」だの「竜神」ってところでしょうか。この別称は日月神示で自ら名乗ってるのでご存知の方も多いことでしょう。では何故「艮の金神」&「竜神」なのかってお話です。
「艮の金神」はいろんな言葉を省くだけ省いた、これ以上省けないぞというところまで省略した呼び方です。正しくは「大八州(おおやしま)の鬼門(地に封じられた竜である国常立尊()」ってことでした。「省略しすぎだろうが!」って言いたくなるほどに略してますw
大八州は文字通り日本のこと。その鬼門(艮の方角)は東北地方。その地に封じられたお神さんってお話なんですが、この封じられたの解釈を「封印」とする方が多いせいで祟り神のような扱いをされちゃってます。実際は厳格なところもあるけれど好々爺ってイメージなんですよねぇ~。まずはその辺の誤解を解きましょうか^^
かつて、「封じる」とはその地の役職を任せる意が強かった言葉です。時代劇などで「○○の守(かみ)に封ずる。」と人事の辞令を見たことあるでしょ?この場合もどちらかというと「大事な場所だからこそ、重責を担えるお神さんであるおじいちゃんにお任せします。」ってお話になる訳です。

で、ちょっとだけお話を飛ばします。日本列島が世界のひな型だって説をご存知の方も多いと思います。所説ありますが日本の東北地方に相当する場所としてここでは「アジア(中国・朝鮮・ロシア極東部)」って説を採用します。中国の古典とか、近頃の「中国もの」って括られる小説、ラノベ、コミックの類のモチーフとしても多用されていることですが、中国(中華思想)で世界の中心にあるお神さんを天帝(天皇大帝の略で日本の天皇という呼称もここが発端になっています。)と呼び、金の竜の姿を併せ持つお神さんとされています。察しの言い方でしたらいろいろとお気付きですよね。おじいちゃまが金竜とされる訳が。他にも「金竜」については地球のエネルギーの流れを「竜脈」と呼ぶこととか、竜が大事に抱えている「珠(竜珠・如意宝珠など呼び方はいろいろ)」は地球だという説とか、地球と竜(蛇)の繋がりとか関わりは様々な形で世界中に文献や資料があるので省きますが、なんとなくわかってもらえたかなぁってところでお茶を濁しておきます!
(とにかく「これでもか~」ってくらいにいろんな名前がてんこ盛りで出てくる訳ですから、これ以上名前を挙げたらキリがないですし、見てる方もわからなくなりそうなので「以下略!」です^^;)

余談ですが、古代日本では天皇のことを「すめらみこと」と呼びました。その和名に漢字を当て字したのが↑で触れてる「天皇」。時代と共に呼び方は移り変わっていきましたけれど、江戸時代までは「みかど」という訓読みだったのに、明治維新後何故か音読みの「テンノウ」という音読みの呼称と「天皇」という漢字だけが残ってるという不思議。
そして、元来「天皇大帝」が国常立尊への敬称であったこととを踏まえるなら、記紀で国津神が天津神に国譲りをする件には文字通りではない違った側面がいろいろと見えてくるってお話。
天帝の象徴としての北極星と伊勢の関わりや、その延長上にある豊受大神と大月姫は国常立尊の孫(この表現が一番近い)ってお話だとか、この二柱のお神さんと三貴神との複雑な関わり(伊勢の内宮と外宮の関係や祭祀を含む)。
などなど、今回のお話から理解しやすくなるお話がたくさんあるのですが、その辺のお話はまた改めて、それぞれじっくりとすることにします^^