魔法モノのアニメや漫画などで自分の意識を対象のものや人に
シンクロさせる訓練みたいなシーンが描かれることがよくあって
それを最初に自分の身をもって体験したのは27か28の時だったかと。
一度強制的に体験すれば、あとは自分の感覚の問題だと言われ
興味本位もあって誘導されるままに意識同調を味わった。
何とも言えない不思議な感覚だった。
この体験がきっかけとなって習うまでもなく
いろんなことができるようになったのだけれど・・・・・。
33歳になりたての頃。
お世話になってた治療院の先生に自分の患者さんのところでやる
とある健康食品の説明会に数合わせで一緒に行って欲しいと頼まれた。
治療院の先生二人と波動水のおねぇさまと私の四人で行くことに。
こういう類のことに興味が無いので、健食の話は院長先生とおねぇさまに任せて
もう一人の先生と私は話の邪魔にならないところで
出されたお茶に波動転写して遊んでいた。
その様子を、健食の説明に来たおにいちゃんに見つかり
「それ何ですか?」と興味深々で聞かれ
波動転写して遊んでると応えると、自分の商売そっちのけで精神世界の話に・・・。
その時の話の流れもあって、遊び相手になってくれてた先生が
「この間、セラちゃんに手伝ってもらって意識で地球を見たのは綺麗だったわ」
なぁんてことを言ったのが決定打。
健食のおにいちゃんは完全に自分の好奇心に負けていました。
「自分も体験したい!」
いいけどね。必ずしも体験できるわけじゃないよ。
「試すだけでもいいので!」
心がそれ以上を体験をしたくないとブレーキをかけるようなら
それ以上の体験はできないし、もしかしたら最初から無理かもしれないよと
念を押し、自分が見ていると思うものを話し続けるようにしてもらいながら
いざ実験(?)開始。
思った以上にこのおにいちゃんは素直でした。
自分の意識が広がりきったと思ったあたりで
たくさんの光が飛び交うのが見えたそうな。
それを表現してもらったら、複雑な幾何学模様で
でもものすごく綺麗で、できるならいつまでもそれを見ていたかったそうな。
結局、解散するまでその時の興奮そのままに
健食のおにいちゃんは話し続けるのだけれど・・・。
途中、おねぇさまと院長先生が本来の健食の話しに戻そうと試みるも
精神世界の話にすぐ戻るという有様(^^;
それと、後から先生が教えてくれたお話。
会場を提供してくれた患者さん。彼も実は精神世界に詳しい人だとか。
先生たちにその辺のアピールを兼ねての説明会だったのが
場の流れを一気に私がさらってしまったことで不機嫌になったらしい。
先生たちにすれば、私が場を壊してくれてラッキーだったみたいだけど。
そんなこと後から言われたってねぇ。
まぁ、予備知識があったところでそんな器用な真似できないから同じなんだけどさ・・・